発達障害でも幸せになる(*´ω`*)b

発達障害と診断されました。 普通の人と違うなら違うなりに、幸せに生きる方法を見つけましょう!

発達障害者が”なんとなく”事務職を選ぶと、自爆する理由

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私が大学卒業して最初に選んだ仕事。それは金融系の会社の事務職でした。

 

選んだ理由は 

「ずっとパソコンや書類に向かって、人と話さなくて良さそう」

「営業や接客業は絶対イヤ!」

「5時上がりで残業も少ないからゆるく働けそう」

「転勤なくて楽だし」

「金融だったら給料もそこそこ高いし」

「土日祝休みで」

「福利厚生もいい」

というゆとりMAXな理由で就職先を選んだんですね。

中でも「営業や接客業は絶対イヤ!」と言う気持ちが強かったです。

私は大学時代にイタリアンレストランでバイトをしたことがありましたが、「もういい、後ろに下がって皿洗っててよ」と店長に言われるほどひどい有様でした(笑)

1度にオーダーがたくさん入ると頭の中がパニックになってしまい、大声を出すのもできないし、とっさの機転や気遣いがダメダメな私にとって、飲食は最も就いてはいけない職業の1つと言うことを学びました。

 

なので就活をするときは人と話さなくて良さそうな仕事というのを軸に探しました。

体力もないし、競争が苦手で、気疲れしやすいHSPの私にはなるべく激務を避けることも重要でした。

そこそこの大学だったので、周りは女の子でも大企業の総合職や国家公務員などのバリキャリを目指す子が多かったのですが、私は女子大や短大の女の子に混ざって一般職を探してたので、「専業主婦になりたいの?」とよく言われました。(未だに一般職=結婚して辞める って言うイメージなんですね・・・)

 

(1)人と話さなくて良さそう

(2)ちゃんと休めて残業が少ない

(3)そこそこの給料と福利厚生

 

この3つの条件を満たすのが金融一般職だったんです。

でも私の最大の誤算がここにありました。



事務職は発達障害にはつらいことだらけ!

なぜ発達障害にフツーの事務職が向かないのでしょう?

1つ1つ理由を見ていきます。

 

(1) マルチタスク

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そう、複数の仕事を同時にこなすという、発達障害が最も苦手なことの1つをしなきゃいけないのが事務職なのです( ;∀;)

計算したり、ハンコを押したり、電話を転送したり、書類をまとめたり、書類に書いてあることをパソコンに入力したり、

やってることの1つ1つは単純作業なのですが、問題はそれをいくつも並行して同時にやらなきゃいけないと言うこと。

例えば書類を作ってたら電話がかかってきて、上司に伝言を伝えに行ったら別の雑務を頼まれて、それをやってたらまた電話が来て他の仕事が来たと思ったらお客さんが来たので対応!お茶出してたらもう会議の時間だ行かなくちゃ、終わったらあぁ銀行も行かなくちゃ、それとそれと・・・

 

あ、最初にやってた仕事終わってない・・・( ;∀;)

 

みたいな感じ(笑)

次々と降ってくる仕事や電話の山を、臨機応変にテキパキさばく必要があるんです。

 

ご存じの方も多いかと思いますが、発達障害さんは長期記憶は得意だけど短期記憶(ワーキングメモリ)が弱いという特徴があります。

 

①長期記憶=教科書に書いてあることとか、英単語を1度覚えたらずーっと忘れない。記憶力がよくて受験勉強が得意。

②短期記憶=電話の伝言や上司に言われたことを一時的に覚えられる。臨機応変な対応が得意。

 

事務職やさっき言ってた飲食店の仕事に必要なのは、②の短期記憶ですよね。

発達障害さんはこれが本当に苦手。

私の場合も、電話がかかって来て伝言を頼まれても、誰からかかって来たのか覚えてないし内容も覚えられない、2つのことを同時にできない脳みそなので伝言をメモに取ることもできない(私は伝言メモがいつもぐちゃぐちゃになって、自分でも何を書いてるのかわからないレベルでした笑)

これは事務職としてアウトですよね。

 

一方で長期記憶が得意な発達障害さん。

学校の勉強は得意な脳みそなので、学生時代は優等生だけど、社会に出てつまずく人が多いと言われています。

仕事のできない東大生とか高学歴ニートって聞いたことありませんか?

ああいう人たちも発達障害の可能性が高いと思います。

(これはまた別の記事でも書きます。)

 

(2) スピード&正確さが求められる

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テキパキと・ミスなく・正確に・言わばロボットのように業務をこなしていかないといけません。

のんびり・マイペース・おっちょこちょいな私にとってこれは難しいことでした(笑)

私の「急いでいる」が普通の人には「トロい」と感じるペースだったらしく、そして私は急かされるとパニックになり、不注意になってミスを多発してしまうんです。そして怒られるの繰り返しでした。

特に金融は1円のずれも許されない1分の遅れも許されない業界ですから、どちらかと言うとアバウトな性格の私にはそもそも合っていなかったわけです。

 

金融の他には医療もミスが絶対に許されない世界ですよね。

発達障害さんは、ちょっとしたミスが多額のお金や人命に関わるような業界は避けるべきだと思います。

(3) 縛りが多い、自由がない 

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これは大企業ゆえなのかもしれませんが、何をするにも書類・書類・手続き・形式!!な世界でとっても息苦しかったです。

お役所的な職場はどこもそうなのかもしれませんね。

休みを取るにも書類を何枚も書いて3人くらいにハンコを押してもらわないといけなかったり。

そのあと勤めた会社では、「旅行行ってくるので休みます」「いいよー!お土産よろしく」みたいなメール1本で済んだのに・・・。

あまりに形式にこだわるあまり、「ハンコが15度くらい曲がってるわよ!!ちゃんと枠の中に綺麗に押して!」と怒られることもありました。15度ってなんやねんw

時間も絶対厳守で、1分でも遅れたらしばかれます。

年功序列の日本企業らしく、上司より30分前に出社・上司より先に帰ってはいけないみたいな暗黙のルールもたくさんありますから、

それを察していかないといけないのも、空気を読むのが苦手な発達障害さんには大変です。

 

(4) 女性が多い

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これは職場によるかもしれませんが、女性の多い職場というのはどうしても派閥ができたり、ドロドロしてしまいやすいです。

特に20代前半の若い女の子は、中年のお局様たちに可愛がられる嫌われるかの2択。嫌われたらもうアウトです。陰湿ないじめに繋がります。女は本当に怖いんです。

ここでは美人や可愛い子は不利ですね。男性社員が美人にちやほやしたり優しくしてしまうのは自然なことなんですが、お局様はそういうのを結構見ていて、そして嫉妬します。

 

話がそれましたが、私も含め発達障害HSPの女性って、いわゆるガールズトークが苦手って人が多いと思うんですよね。

「わかるー」って合わせなきゃいけなかったり、社交辞令で「かわいいー」って言わなきゃいけなかったり、何か言う時も自慢だと思われないようにちょっと自虐を混ぜて とか、相手の顔色を読んだりなど、高度なコミュニケーションスキルが必要です。

事務職は特に毎日同じメンバーなので、学校の女子グループみたいな雰囲気になりやすいです。

いつも同じメンバーでランチとか、世間話や噂話に付き合わなければいけなかったり、すごく気を遣います。

私はランチの時間が苦痛すぎて、1人でお弁当を持って公園で食べていました(笑)



まとめ

以上、発達障害さんが「なんとなく楽そう」「人と話さなくて良さそう」と言う理由で事務職を選ばない方がいい理由でした。

もちろん会社によって雰囲気も事務職の仕事内容も違うと思いますが、単純作業のマルチタスクである点はどこの事務職も共通してるのではないかと思います。

 

やはり発達障害さんは、降ってきた仕事をテキパキさばいていく仕事よりかは、

スキルを活かしてじっくり集中して向き合える仕事の方が向いていると思います。

単調なデスクワークは将来AI(人工知能)に乗っ取られる仕事とも言われているので、

それならスキルをつけていった方がいいですよね✨